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成長期のジャンパー膝(膝蓋腱炎、大腿四頭筋腱炎)
 ジャンパー膝は、膝伸展機構に起こるスポーツ障害で、主にバレーボールやバスケットボールなどジャンプを繰り返すスポーツで多くみられます。 膝伸展機構とは、大腿部の前面に位置する大腿四頭筋、膝蓋骨、及び膝蓋腱(解剖学的には膝蓋靱帯ともいいます)による連携運動機構のことです。すなわち膝伸展の際、大腿四頭筋が収縮し、膝蓋骨は大腿四頭筋の収縮により大腿部の近位に向かって滑走し、膝蓋腱はそれらの牽引力により緊張します。また、膝屈曲の際には、屈曲スピードに合わせて大腿四頭筋が緊張を保ちながら徐々に収縮を緩めて、スムーズな屈曲が成されるように介助します。これら一連の運動が繰り返し反復されるうちに、膝蓋腱や大腿四頭筋腱に疲労性の炎症や微細断裂を生じたものをジャンパー膝といいます。尚、広い意味でのジャンパー膝には、 膝蓋腱炎、大腿四頭筋腱炎、オスグッド・シュラッター病、シンディング・ラーセン・ヨハンソン病を含み、膝関節伸展機構のスポーツ障害の症候群とされています。しかし、 一般的には、ジャンパー膝といえば、膝蓋腱炎と大腿四頭筋腱炎を意味します。
 膝蓋腱炎や大腿四頭筋腱炎は、脛骨粗面や膝蓋骨の成長軟骨が閉鎖した後に発症率が高くなるもので15歳以下では比較的稀れな障害です。ただし、女子では男子よりも成長軟骨の閉鎖が早いため10代前半から 見られます。 尚、15歳以下ではシンディング・ラーセン・ヨハンソン病やオスグッド・シュラッター病を疑う必要があります。

  膝の伸展、屈曲時の断面図
 

 症状
@ 圧痛点
 膝蓋腱炎:
膝蓋骨下端の膝蓋靭帯(膝蓋腱)付着部に圧痛が存在します。
 大腿四頭筋腱炎:膝蓋骨上端の大腿四頭筋腱付着部に圧痛が存在します。
A 膝関節可動域:通常は可動域の制限はありませんが、腹臥位(うつ伏せ)で膝を屈曲すると疼痛を誘発することができます。また、痛みの強い場合はその際にお尻を持ち上げて痛みを回避する姿勢(尻上がり現象)となることもあります。
B 運動痛:動き始めやウォーミングアップ中の痛みを訴えることが多く、運動中は消失することもあります。病状が悪化すると運動中は疼痛が強くなる傾向が 見られます。また、痛みは安静により軽快します。
C X線像:異常を認めないことがほとんどです。成人では、石灰化像や骨棘などが見られることもあります。

 治療と予後
 患部の安静が基本です。患部以外の部分は運動を許可しても大丈夫ですが、テーピングやサポーターなどで患部を保護することも必要です。復帰に際しては、患部のウォーミングアップとクーリングダウン(アイシングなど)を指導し、炎症の再発を予防します。
 O脚、X脚など下肢のアライメント異常がある場合は、再発を繰り返すことがあるので、運動時に履くシューズにアライメントを補正するウエッジソールやインソールなどを挿入すると効果があります。
 回復が見られない場合などの慢性例では、整形外科の手術を行うこともありますが、成長期では手術に至るような例は無いと思います。

 

ジャンパー膝の圧痛点
ジャンパー膝の圧痛点
膝蓋骨上端と下端の腱・靱帯付着部
は大腿四頭筋腱、は膝蓋靭帯の付着部)
 

 

 

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Copyright © 2012 秋元接骨院 秋元 英俊 最終更新日2016年9月21日
 
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