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股関節と大腿部のスポーツ障害C
疾患や感染による股関節や股関節周囲の炎症

 この傷病はスポーツ障害ではありませんが、他のスポーツ障害と類似の症状を有し、またスポーツ後に起こることもあるため掲載しました。
 感染性の炎症の原因菌は様々で、専門医の検査を要します。従ってここでは、接骨院での治療活動で経験した症例を元にした事項を解説します。 尚、股関節に炎症を起こすスポーツ障害として、バネ股(大転子滑液包炎)腸骨筋腱炎腸恥滑液包炎がありますが、これらについては、別のページを設けてありますのでそちらを参照してください。

 症状
 股関節周囲や鼠径部の痛みや腫れ、発赤、跛行(はこう:脚を引きずるような歩行)、患肢の脚長の延長(健康な側の脚よりも少し長くなる)、発熱、悪寒などの症状の全部や一部が出現します。痛みは運動や歩行時はもちろん、安静時でも強い痛みを示すこともあります。また、炎症初期や症状が軽度に出現する場合は、痛みの程度が弱いため上記のような症状があまり明確に出現しないこともあるので注意が必要です。(他の運動器の障害や外傷では特定の動きや部位にだけ痛みを誘発するので、ある程度の鑑別ができます。)
 整形外科などでは、レントゲン検査と血液検査で診断は容易です。

 原因疾患
 スポーツ後によく起こるのは、股関節周囲の外傷や擦過傷などから感染して起こる蜂窩織炎です。その他では、感冒やインフルエンザ、扁桃腺炎、尿路感染症などを原因としてその部分から血行を介して股関節に感染が波及したものや糖尿病、痛風、結核を原因疾患とするもの、あるいはステロイド使用者に起こることもあります。

 対処方法
 疑いのある症状が僅かにでも見られれば、速やかに医療機関で検査を受けてください。 特に上記で示した疾患に罹患している場合は、股関節の炎症がその疾患を原因とする可能性が高いので、必ずその原因疾患の専門病院で診察を受けることを勧めます。応急処置としては、患部のアイシングと安静です。入浴やシャワーは、診察を受けるまで控えてください。尚、放置して症状が進行すると関節の変形や壊死、周囲筋肉の萎縮などを生じ、後遺症として股関節の機能障害を残すこともあります。また、疾患によっては全身に波及する場合もあるので、できるだけ早く整形外科や総合病院の診察を受けることが大切です。

 

※ 蜂窩織炎(ほうかしきえん:フレグモーネ)
 表皮よりも深部の真皮や皮下組織で起こる感染症(急性化膿性炎症)を蜂窩織炎といいます。連鎖球菌や黄色ブドウ球菌などの病原菌が外傷などによる皮膚の損傷部位より侵入して発症します。
 スポーツでは、打撲や挫傷時の皮膚の創傷部位や運動時のウエアやパンツあるいはサポーターやベルトなどによる擦過傷部位より感染することがあります。
 症状は、感染部位の疼痛とびまん性腫脹(ぼんやり腫れた状態)、発赤、熱感、体温上昇などで、症状が軽い場合は打撲や筋違いなどと間違えて見逃されることもあります。
 治療が遅れると病巣部に腫瘍を形成し、切開などによる排膿(化膿により生じた“うみ”を出すこと)を要します。また、血栓性静脈炎や敗血症に至ることもあるので、できる限り早期に治療を受けることが大切です。

※ 敗血症
 感染した菌が血中に侵入して全身に拡散されたものを敗血症といいます。敗血症は、身体各所に転位性の感染巣を形成し、悪寒、戦慄、発熱、血圧低下、心拍出量の増加、血管拡張などを引き起こします。この敗血症により敗血症ショックを起こすと意識障害や場合によっては死に至ることもあります。

 

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Copyright © 2012 秋元接骨院 秋元 英俊 最終更新日2016年9月21日
 
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