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股関節と大腿部のスポーツ障害F
大腿四頭筋の骨化性筋炎

 骨化性筋炎(こつかせいきんえん)とは、筋肉の中に骨様組織を形成してしまう障害です。スポーツ障害としては、大腿四頭筋にこの障害を発症する症例が多くみられます。
 この骨化性筋炎は筋肉の挫傷や打撲などの損傷により出血して血腫(血が溜まった状態)を形成したときに、その血腫内に骨を形成する細胞などが侵入した場合に起こるとされています。
従って、比較的骨に近い部分の筋損傷で起こりやすく、特に大腿四頭筋の外側広筋に最も多く観られます。
 発症の主な原因として、サッカーやバスケットボール、空手など、コンタクトスポーツによる大腿部の打撲や挫傷によるものなどがあげられます。

(1) 症状
 大腿部のびまん性腫脹
 外側広筋で発症した場合は外側、中間広筋で発症した場合は前側に、その筋肉の中央を中心に周囲がぼんやり腫れた状態となります。
 膝関節の屈曲制限
 骨化性筋炎を起こすとその部分の伸縮性を失うため、膝が深く曲げられなくなります。
 運動時の疼痛
 運動をすると痛みが出ますが、安静にすると痛みが消失します。ただし、病状が進行すると安静時の痛みも感じるようになります。

(2) 鑑別診断
 通常、打撲や挫傷の場合、余程損傷がひどく無い限り、安静により3週程度経過すれば腫れや痛みは消失するのですが、大腿部の明らかな腫れや運動痛、膝関節の屈曲制限が1ヶ月以上経過しても治まらない場合は、本症を疑います。尚、外傷などによる細菌感染で蜂窩織炎(ほうかしきえん)を発症した場合も同様に腫れや痛みなどの炎症症状が観られますが、蜂窩織炎では表層の皮下組織で発症するため、膝関節の屈曲制限は起こりません。
 打撲や挫傷の程度が本人があまり自覚しない様な軽い場合でも、その後の運動刺激などで損傷部分が後から悪化(筋肉の傷が広がる)して起こる場合もあり、単なる筋肉痛と思っていたが、なかなか痛みが引かず、心配になって診察を受けたら本症が発見された例もあります。従って、大腿部の運動痛と腫れがある場合は必ず整形外科の診察を受けてください。発症していればレントゲン検査で明確に分かります。

(3) 治療
 治療は、レントゲン検査で筋肉内に発生した骨性組織の消失が確認されるまでの間、安静とすることが基本です。それまでは、大腿四頭筋に負荷の掛かる運動は一切禁止してください。
 予防は、大腿部の打撲や挫傷を受けたら、痛みが治まるまで患部の安静、消炎、場合によっては固定を施行することです。特に骨(大腿骨)に衝撃を受けるような打撲の場合に注意することです。

  大腿四頭筋略図1大腿四頭筋略図2
大腿四頭筋略図(大まかな位置を示す)
左図の3つの筋の上に右図の大腿直筋が重なる
大腿四頭筋はこの4つの筋肉から構成される

骨化性筋炎略図

     

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Copyright © 2012 秋元 英俊 最終更新日2013年7月8日
 
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