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下腿と足関節のスポーツ障害@
脛骨骨幹部疲労骨折(けいこつこっかんぶひろうこっせつ)

  脛骨骨幹部疲労骨折は反復する負荷により脛骨にひび(不全骨折)を生ずるもので、発症初期はレントゲンでは確認できない程度の損傷の場合があり、症状が進行するまで見逃されることがあります。
 スポーツ障害としての脛骨骨幹部疲労骨折は発生原因により特徴があり、疾走型と跳躍型に分けて考えられています。

1. 脛骨の疾走型疲労骨折
 野球、サッカー、ラグビー、陸上競技などで見られますが、どの競技でも原因はランニングにより発生します。発生部位は、脛骨上1/3と下1/3に多いといわれています。
 脛骨は一般的に後方に弯曲した形状をしているため、ランニング時に後面の最も圧縮力が働いた部分に疲労骨折が起こりやすくなります。 これは走る際、地面を蹴るときに生ずる下からの突き上げと、体重負荷による上からの重力で、骨を長軸方向に押し潰す力が働き、また下腿三頭筋の張力による弯曲を強める作用も加わり、それらの相互作用で骨をさらに弯曲させる力が起こり、その反復により繰り返し圧縮されて疲労骨折を生じるものです。
 痛みは下腿後面から内側に起こり、圧痛は骨折部に限局しています。下1/3に疾走型の疲労骨折が起こると、発症初期はシンスプリントと混同されやすいですが、シンスプリントでは圧痛の範囲が上下に広く存在し、疲労骨折では骨折部に限局していることでおおよその区別がつきます。レントゲンでは、発生初期に明確な骨折像や骨膜反応が写らないことも多く、後日(多くは1ヶ月から2ヶ月目ぐらいより)明確な特有反応(骨硬化像、骨皮質の肥厚、仮骨など)が出現します。従って、早期診断のために骨シンチグラフィーといわれる検査が行われる場合もあります。
 治療は、スポーツを中断して安静とすることが基本となります。骨折線が明確なものでは副子固定やギプス固定を行います。 また、骨癒合を促進するために低周波や超音波による物理療法を施行することもあります。
 安静期間は一般的に2ヶ月から3ヶ月が目安となります。この安静期間中は、運動を完全に休むことが早期治癒につながります。中途半端に運動を再開させると返って回復が遅延し、完全治癒まで半年以上を要したり、運動中に完全骨折を起こしたりするケースもあります。
 復帰に際してはランニングを除く軽い基礎運動から開始し、脚部の筋力を高めてランニングに耐えられるまでに回復させることが大切です。

2. 脛骨の跳躍型疲労骨折
 この骨折は脛骨の中央前面に発生する疲労骨折で、主に跳躍を繰り返すバスケットボールやバレーボール、体操、バレーダンス、陸上の跳躍競技などで見られます。
 この跳躍型の場合も脛骨の後方弯曲が原因しているのですが、疾走型がその弯曲による脛骨後面の圧縮作用によるものでしたが跳躍型では全く逆の作用となり、その弯曲部が跳躍の繰り返しにより脛骨前面に上下方向の牽引力が働き、引き裂かれるようにして起こります。
 症状は、下腿前面の疼痛と脛骨骨折部の限局性圧痛を触知し、次第に同部分を中心に腫れが顕著になります。症状の進行とともに歩行時の痛みも増悪し、就寝時の夜間痛を訴える場合もあります。レントゲンでは、初期は不明瞭で写らないことも多いですが、2ヶ月ぐらいで明瞭な変化が現れます。レントゲン上明らかに現れる場合、骨折部分がくちばし状に開く形態となる特徴があります。 通常、安静期間は2ヶ月〜3ヶ月となります。
 治療は整形外科で行われ、発生初期の損傷の程度が比較的軽度であれば、患部の安静と低周波や超音波などの物理療法で骨癒合の促進をすることで経過を観ます。一方、損傷が進んでいる場合や、損傷の程度が軽度でも骨の癒合が遅延している場合は手術による癒合促進治療を行います。
 この跳躍型疲労骨折は骨の癒合が悪く遷延治癒(せんえんちゆ)となることが多いため、始めから手術による治療を薦められるケースもあります。特にスポーツ選手などで早期復帰を望む場合は、手術を選択した方が良いでしょう。

※ 遷延治癒
 通常の骨折治癒日数を経過しても骨折部分の癒合(骨折により離断した部分がくっついて再構築されること)が起こらない状態を遷延治癒(せんえんちゆ)といいます。骨折により血行を遮断された場合や裂離骨折(れつりこっせつ)、剥離骨折(はくりこっせつ)など骨折面が離れてしまうタイプの骨折で、十分な整復位(正常な位置に戻した状態)が得られない場合、もしくは整復位が得られても固定保持が困難で再転位してしまう場合など、骨折部分の癒合条件が悪い場合に起こります。

  脛骨骨幹部骨折疲労骨折好発部位

疲労骨折の発生幾転1

疲労骨折の限局性圧痛

       

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Copyright © 2012 秋元接骨院 秋元 英俊 最終更新日2016年9月21日
 
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