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フライバーグ病child medicine page No.23

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フライバーグ病(Freiberg's disease)
(第2ケラー病)中足骨の骨端症

フライバーグ病は中足骨の骨頭に起こる骨端症で、骨端核の無腐性壊死(むふせいえし)を起こし、進行すると中足骨頭の変形に至る障害です。
アメリカの外科医フライバーグ(Freiberg Albert Henry)が1914年にinfraction of second metatarsal head(直訳で第2中足骨頭不全骨折)を報告し、フライバーグ病とよばれるようになりました。その後1920年にドイツの放射線学者ケラー(Köhler Alban)が本症の詳細を報告したため第2ケラー病ともよばれています。
第2中足骨頭に起こることが最も多く、次に第3中足骨頭が多いとされています。また、10代の女性に多い傾向があります。
この障害の原因は、外傷、循環障害、体質的因子など諸説あり確定していませんが、反復性の運動による機械的刺激で骨頭の栄養血管が障害されて発症するという説が有力です。

フライバーグ病の発症部位
フライバーグ病の疼痛出現位置

症状

症状は、罹患中足骨頭周囲に疼痛を訴え、歩行や走行、ジャンプなどの運動で疼痛が増悪します。圧痛は罹患中足骨頭に触知し、同部の腫脹や中足趾関節の運動制限が見られます。
X線検査では、発症初期は変化が見られないことが多いのですが、進行すると中足骨頭の扁平化や、透明化、分節化などの変化が起こります。

治療と予後

治療は整形外科で行われ、保存療法により経過を観察します。中足底面への足底板装着や炎症症状の強いものには副子固定やギプス固定を施行する場合もあります。また、誘因としてスポーツ活動による中足趾関節の背屈荷重や踏み返しの反復、山登りやハイキングなどの長時間歩行、ハイヒールによる歩行などがあり、それらを禁止し安静を保持することが必要です。
保存療法の効果が無く、軟骨の遊離や変形性関節症を生じている場合は手術による治療となります。
本症は変形性関節症の発生頻度が高いため、予後が不良となる場合が多いようです。従って、発症初期にできるだけ早く治療を受け、医師の指導に従うことが、良好な回復につながります。


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