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1912年イズリン(Iselin)により報告された第5中足骨粗面の骨端核に生ずる骨端症です。
この障害は、原因が解明されていません。第5中足骨粗面に付着する短腓骨筋腱や靱帯による反復性の牽引やスポーツ(スタート、ストップや方向転換)やダンス(ステップ)時の反復性の負荷などが作用していることが考えられます。
イズリン病の症状として第5中足骨結節部の隆起、および同部の圧痛、腫脹などが見られます。X線像では、骨核の萎縮や結節部辺縁の不整、骨端軟骨の分裂などが見られます。
治療は、テーピング固定や副子固定、低周波や超音波などの物理療法が行われます。
症状が消退するまで安静を保持することで予後は良好となります。
安静が保持されず痛みを我慢して運動などの負荷を続けていると、第5中足骨結節部の異常隆起や変形を残すことがあります。
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